【レポート】東座ふれあい公演

こんにちは!

今日は5月15日(日)に行われました「東座ふれあい公演」の様子についてレポートします!

 

東座は岐阜県加茂郡白川町にあります、明治時代から続く芝居小屋です。

詳しくはこちら♪

 

11時から開演ですが、9時前から芝居小屋の正面は美味しいにおいでいっぱい…

子ども歌舞伎に出演する子どもたちの親御さん方が、

ボランティアで朝早くから屋台販売の準備に取り掛かっています。


受付には芸題紹介のパンフレットのほか、記念木札やおひねりセットも!

おひねりセットは色とりどりの折り紙でつくられていて、舞台を盛り上げてくれること間違いなしです。


地元の小学生が作った歌舞伎役者の版画作品や、

これまでの公演の記念写真が所狭しと飾られています。

 

六代目中村勘九郎丈が名誉館主を務めている東座には、

サイン入りの壁板や、東座歌舞伎保存会の法被が残っています。

私が注目したのは、パンフレットに挟まれていたこのオリジナル英語リーフレットです!!

 

東座の歴史や、地歌舞伎の楽しみ方が

英語で丁寧に分かりやすく説明されています。

 

年々、海外の方からも注目を集めている岐阜県の地歌舞伎。

海外の方にも楽しんでいただくためのひと工夫がすばらしいです!!



なんと、このリーフレットを作成したのは、

地元出身の女子大学生なんです。

 

「いまは大学で英語を学んでいる。

地歌舞伎を海外の方にも楽しんでいただくために役に立てれば」と話す彼女に、

私は頭が上がりません…!

 

彼女は、幕間に英語でアナウンスを入れたり、

海外のお客様の横に座って観劇をフォローしていたりと、終始素晴らしい活躍を見せていました。


もちろん、舞台を支えているのは彼女だけではありません。

ウグイスのような声で司会進行を担当されていた方は、全て手書きで原稿を準備されていました。

もちろん、ボランティアですよ!

 

熨斗(のし)は公演が始まってからもハイスピードで書き続けられていました。

舞台裏は着付け方や顔師の方が、限られた時間で次々に役者を仕上げていきます。


子ども歌舞伎が終わった後には、大量のおひねりが舞台へ投げられていました。

最後の演目の後にも、数え切れないほどのおひねりがチャリンチャリンと音を立てて舞台へ。

その勢いは圧倒されるほど…!!

動画を撮れば良かった、と後悔ばかりが残ります。

今回、東座ふれあい公演を観劇して感じたこと。

それは、東座は地元の方に本当に愛されている小屋であり、

地歌舞伎に対して皆さんが誇りを持っていらっしゃるということです。

 

「東座はこの地域の自慢だから」と胸を張って紹介してくれた中学生の男の子。

「良い小屋だろう!」と満面の笑みで答えて下さった大道具の方。(大道具を担当されて30年!!) 

歌舞伎の奥深さを理解しきれなくても、

舞台を支えている方々と触れ合えば、その素晴らしさに心打たれることは間違いありません。

 

なにより、観客の方も含めて皆さんが温かく迎えてくださることに感激しました。

この地元ならではの優しくて熱気あふれる雰囲気を、是非ぜひたくさんの方に味わっていただきたい。

そう思えた1日でした。

 

東座の皆様、ありがとうございました!!