
3月5日(日)に行われた東濃歌舞伎中津川保存会 吉例歌舞伎大会に合わせて、特別に地歌舞伎ミニ講座を実施しました。
最初に地歌舞伎の簡単な紹介や、1幕目の芸題解説を聞き、1幕目の後は舞台上で役者と記念撮影ができるというお得なプランです。

まずは演目鑑賞前に地歌舞伎の紹介です。
ご参加いただけた方が地歌舞伎についてよくご存知だったので、
東濃歌舞伎中津川保存会ではお馴染みのコンビ、
市川さんとマイケルが、座談会形式でコアな話も含みながらお話して下さいました。
途中から、大向こうを専門に行っていらっしゃる方も飛び入り参加して下さり、ますます深い地歌舞伎の世界へ…
ふむふむ、私もすっかり勉強モードです。

そして特別に!開演前のバックステージもご案内いただけることに…!
普通はなかなか入ることができない場所なので、参加者も私もドキドキしながらついていきます。
着付け部屋の中に入らせていただいたり、
清めの儀式に特別に参加させていただいたり。
至れり尽くせりで感激です。

名残惜しいですが、1幕目鑑賞のために客席へ。
一番前の特等席をご用意しました!
中津川市観光大使 市川笑三郎さんのサプライズ紹介やご挨拶もあり、会場内の温度も上がります。

1幕目「新版歌祭文 野崎村」
ベテランも若手も熱演です。

終盤には地歌舞伎ならではの笑いの要素もあり、客席からはたくさんの笑い声と掛け声が!
「ここぞ!」とばかりに、自宅から用意してきた大量のカラフルなおひねりを舞台へ撒きます。
もちろん泣きの場面では客席も思わず感情移入。
そのギャップに引き込まれ…あっという間に終演です。

今回は特別に、歌舞伎の関連グッズ販売もご用意しました。手ぬぐいや扇子だけでなく、
マウスパットやノートなど、実用性のあるグッズもご購入いただけました。

また、各演目の芸題解説を日本語と英語でご用意したところ、こちらも好評をいただきました。
やっぱりあらすじが分かって観劇できると2倍楽しいですよね。
「ミニ講座付き地歌舞伎鑑賞プラン」にご参加いただいた皆様、
そして地歌舞伎コーナーに興味を持っていただけた皆様、ありがとうございました。
これからも是非、各地で行われる定期公演にもお越しくださいね!
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